自宅で楽しむドリップコーヒー
『コーヒーを家で淹れたいけど何からすればいいか分からない…。』
そんな方へ向け、今回はYT流のコーヒーの淹れ方を紹介したいと思います。
![](https://ytblog.work/wp-content/uploads/2021/11/face_20211116_192732-e1637058522515.png)
コーヒーの淹れ方は星の数ほどある!?
目次
はじめに
コーヒーの淹れ方というのは本当にたくさんあります。厳密に言うと正解がないのです。
”おいしい”という定義はその人それぞれあります。
酸味があったりコクがあったりコーヒーの濃度(TDS)であったりと、
人それぞれの好みがあります。
コーヒーの奥の深さを改めて感じた時はコーヒーの淹れ方を試行錯誤しているときでした。
この挽き具合でこの淹れ方だと美味しいしこの豆をこのドリッパーで淹れると酸味が強調されて美味しくない…。など色々とありました。
淹れ方というのはやはり味の決め手になってくるものであるのは間違いありません。
コーヒーの産地や焙煎によって味が変わるという話はしてきましたが、その豆の美味しさを引き出すことができるのは私たちの腕にもかかっています!
ここ数年間はほとんど毎日コーヒーを淹れてきましたが、
たどり着いた安定した美味しいコーヒーの淹れ方を紹介したいと思います。
分量
1人用
浅煎り【14g 200㎖】中煎り【17g 200㎖】 深煎り【19g 200㎖】
これは豆によって変わるので大体です。
全ての豆を同じ分量でずっと飲むのではなく、
焙煎度ごとに量や温度は変えていきましょう!!
僕の答えとしては
浅煎りは素早く抽出し多めのお湯で
深煎りはゆっくりと贅沢に豆を
です!!
準備するもの
~必要器具~
今回はペーパードリップ式を紹介します。
ドリップにはペーパーレスのステンレスフィルターやネルフィルターなどもあります!
- お湯
- ドリッパー(1つ穴or3つ穴)
- ペーパーフィルター(円錐型と台形型 お好みの方で)
- コーヒーサーバー
- コーヒー粉(中挽き~中粗挽き)
- コーヒーケトル
- 〔コーヒースケール〕
- 〔温度計〕
- 〔コーヒーミル〕
<リンク/li>
コーヒースケール(計量器)、温度計、コーヒーミルはあればbetterです!
美味しいコーヒーを淹れる手順
ステップ1 お湯を用意する
お湯の温度は浅煎りでは95°、中煎りでは90°、深煎りでは85°前後がおすすめです。
焙煎加減によりコーヒー成分の出やすさが変わるのでお湯の温度は重要です!
【㌽】
お湯はだいたい100°前後で沸きます。
サーバーにお湯を入れ替えすることでお湯の温度を低くしましょう。
1回移し替えるだけでお湯の温度は3~5°下がります。温度計があれば嬉しいですね 🙂
ステップ2 ペーパーフィルターをセットし粉を入れる
ドリッパーにペーパーフィルターをセットします。
セットしたものをサーバーに乗せる前にマグカップとサーバーを湯せんしておきましょう!
アツアツのコーヒーを飲みましょう!(笑)
そして挽いた粉をペーパーフィルターに入れ、粉が平らになるようにならします。
粉の挽き具合は中細挽きが無難です。
ステップ3 お湯をゆっくりと少量注ぐ (蒸らし)
第1投目、初めはゆっくりと全体的にお湯を注ぎます。
粉の2倍あたりの量で、注いだお湯が粉から落ち始めるまでが目安です!
蒸らし時間は30秒から40秒程度、粉の動きが無くなるまでがベストです。
←このように蒸らし中に泡が出てきたりします 😯
蒸らしという工程は非常に重要です。焙煎した際に発生するコーヒー豆がもつガスをお湯に
馴染ませ慣らすことで抜くことができ、お湯の浸透がよくなりコーヒーの未抽出を防ぎます。
蒸らしをしている際にモコっと膨らむものは鮮度がいい証拠です 😎
ステップ4 お湯を中心に注ぐ
蒸らしでは全体的にお湯を注ぎましたが、
2投目では中心に円を描くようにゆっくりと注ぎます。
鮮度の良い豆であれば2投目の際に泡がとてもでてきます。英語では”Bloom”日本語で”咲く”
といいます。 おしゃれですね(笑)
←のようにガスがたくさんでてきます 😯
2投目は多めのお湯で層の基盤を作るイメージで注いでいきましょう!
ステップ5 円錐の層を作っていく
3投~5投で注ぎきろう!
長い時間をかけて抽出してしまうと雑味が出やすくなります。
2投目で作った層に沿わすイメージで同じ高さまでお湯を注ぎ均一の層を作り上げましょう。
完成形が綺麗な円錐になっていれば、安定したコーヒーが出来上がっているはずです!
←淵の層の厚さが均一であればGOOD 😀
ステップ6 最後の数滴が落ちきる前にドリッパーをサーバーから離す
成分を抽出した後のコーヒーは雑味が多いです。
ドリッパーにお湯がまだ残っていてもサーバーには落とないように気を付けましょう。
ステップ7 マグカップに注ぐ
冷る前に温めておいたマグに注ぎましょう。
冷めたコーヒーは雑味が強調されてしまいます。
(厳密には、雑味や酸味を人間の舌が感じることができる温度帯になる)
大変よくできました 🙂 🙂 🙂
最後に
僕自身が”ドリップコーヒー”を探求しているときに、様々なサイトを見てきました。
しかしどれも同じようなことが書かれていました。
深煎りのコーヒーはだいたい美味しくなったりするのですが、
浅煎りのコーヒーのドリップは本当に難しいです。
挽き具合やお湯の温度帯、粉の量まで細かく調整が必要で、その調整がまた面白いのですが
調べた結果のGoogle先生の言っていることだけでは、完璧のドリップにはなりません。
もちろん”浅煎りコーヒーの淹れ方”など絞った記事などは参考になりますが
検索結果が一概に正解ではないということを知っててほしいです。
後にYT流の焙煎度合いごとに分けたドリップの仕方なども紹介していこうと思います。
長くなりましたが、ご清覧頂きありがとうございました。
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