【~コーヒー豆の選び方~】 焙煎度編 (浅煎り・中煎り・深煎り) ブレンドコーヒーとは エスプレッソって何?

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焙煎による味わいの違い


 

家でコーヒーを淹れたいけどどんなコーヒー豆を買ったらいいかわからない…。

今回はそんな方へ焙煎度合いに焦点を当て、説明を踏まえながらコーヒー豆を紹介していこうと思います!

焙煎(ロースト)とは

 

焙煎とは簡単にいうと、生のコーヒー豆を煎る(火にかける)ことです。この焙煎という過程は味に大きく影響し、コーヒー好きからすると豆を買う際に決めるポイントの1つでもあります。

自分で焙煎をしたい人も中にはたくさんいます。生豆を販売しているお店も少なくはないですね。

生豆の段階では香りもほとんど無く、そのまま粉の状態にしてコーヒーを淹れてもいつも飲むようなコーヒーの味にはなりません…。

♠焙煎とはコーヒーにとってとても重要な過程であり必要不可欠ということは覚えておきましょう!♠

コーヒー豆の焙煎度合いは8段階

 

一般的に皆さんが買われるようなコーヒー豆はだいたいが黒茶の色をしていると思います。

しかし生豆の色は全くの逆なのです。緑色のような見た目で一見コーヒー豆とは思えません(笑)大豆に似ているような気も…。

そんなコーヒー豆を焙煎した後のものがなじみ深い黒茶色のコーヒー豆なわけです。

火にかける時間によって見た目や味わいが大きく変わっていきます。
コーヒー豆の焙煎度合いは浅煎りから深煎りまで8段階に分けることができます。

浅煎りは酸味があり、深煎りはコクがあります。

 

 

ライトロースト

一番ローストが浅いライトロースト。コーヒー豆屋さんに行ってもこのローストのレベルの豆を置いてる所は見たことないかもしれません。

基本的に豆の味を確かめるために行うカッピングテストの時に使われたりしています。

カッピングテストとは
コーヒーの粉をお湯に浮かべ4分ほど待ち、粉ごとスプーンですくって味わい、その豆本来の味や香りを評価するときに行う。

   

シナモンロースト

その名の通りシナモンの色に似ているシナモンロースト。苦みが少なく酸味が目立つ味わいになり、スッキリとしたコーヒーが好きな方におすすめです。

ミディアムロースト

中煎りに分類されるであろうミディアムロースト。ミディアムとはいえまだ酸味の方が強く、さらに細かく言えば中浅煎りといったところで、軽い印象の味わいです。

ハイロースト

ハイと言われてますが、このハイローストこそがちょうど真ん中に位置する焙煎度合いであると思います。少しの酸味とコクが調和されており、口触り滑らかなバランスの取れた味わいです。

シティロースト

個人的に一番好きな焙煎度合いです。シティローストではわずかな酸味があり、コーヒーのコクや甘さがある比較的一般的な焙煎度合いです。

シティ(city)はニューヨークシティからきています。
ニューヨーカーが好きな焙煎度合いがこのシティローストらしいです。

フルシティロースト

フルシティローストでは、コーヒー豆の色がほとんど黒色になりコクが強調された味わいになります。アイスコーヒーにしてもホットコーヒーにしてもどちらも美味しく飲める焙煎度合いです。

フレンチロースト

酸味はなくなり、コクが強調された味わいです。エスプレッソに使われたり、ミルクなどで割りカフェオレに使われたりするコーヒー豆です。

 

イタリアンロースト

一番深い焙煎度合いで、コーヒー豆から出てくるオイルによってテカテカに光っています。エスプレッソに使われたり、ミルクや砂糖を入れて飲むのが主流です。


 

フレンチローストともにヨーロッパの国名が使われているのは、ヨーロッパの方たちはエスプレッソを飲むのが主流であり苦いコーヒーをよく飲んでいるそうです。フランス人好みの焙煎度合いとイタリア人好みの焙煎度合いということでしょう。

確かにヨーロッパの方たちは小さいカップに入ったエスプレッソを飲んでいるイメージがあります(笑)上記にも書いたようにシティローストなどもアメリカの方たちの好みということですね!

ブレンドコーヒーとは

焙煎度合いによって味わいが大きく変わるコーヒー豆。ブレンドコーヒーとは簡単にいうと、さまざまな産地のコーヒー豆をほどよい割合で混ぜたものをいいます。

ブレンドコーヒーには2種類のものもあれば、3種類、4種類のものもあったりと様々です。

アフリカ産のフルーティーな味わいであったり、アジア産のどっしりとしたコクや独特の少し癖のある味、ラテンアメリカ産のバランスのとれた甘くやさしい味わいなどが混ぜ合わさることで、1つの産地のコーヒーでは出せない特別感のある味に変化したりします。

〜コーヒー豆の選び方〜 産地編(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ)国ごとに違う味わい コーヒー三大生産地って?

 

ブレンドコーヒーは、どこの産地の豆をどの割合でどの焙煎度合いで調合するかはそのコーヒー屋さんであったり、個人によって全く異なるので、その店の傾向や好みがわかったりするので、お客さん側からすれば、どのコーヒー屋さんでどのコーヒー豆を買うかを決める際にとてもいい判断材料です。

 

エスプレッソってなに?

 

エスプレッソはイタリア発祥のコーヒー抽出方法で、深煎りのコーヒー豆を細挽きにしたものを使用します。

エスプレッソ単体ではとても苦く、コーヒーはよく飲みますが今でもエスプレッソ単体ではあまり飲めません(笑)
ブラウンシュガーやハチミツなどを入れると、とても美味しくなります!

眠気が覚めない朝などは出勤前にブラウンシュガーをたっぷり入れたエスプレッソをたまに飲んだりしていました(笑)

 

 

 

 

スターバックスで働いていたときにもぶち当たった壁。
カフェラテにカフェオレにカプチーノにアメリカンにアメリカーノ。

 

正直違いがよく分からん。。。

どの抽出方法で何が入っているのか、ここでは軽く上記の4種類だけ説明したいと思います。

 

~カフェラテ~

エスプレッソとミルクを混ぜたもの。
割合はコーヒー8割 ミルク2割

 

~カフェオレ~

ドリップコーヒーとミルクを混ぜたもの。
割合はコーヒー5割 ミルク5割

~カプチーノ~

エスプレッソにが多く含まれたミルクを混ぜたもの。こののことをフォームミルクといいます。
割合はコーヒ7~8割 ミルク3~2割

~アメリカン~

浅煎りの豆を使ったドリップコーヒーを多めのお湯で抽出しともののことを指したり、ドリップコーヒーをお湯で薄めたものを指します。

~アメリカーノ~

エスプレッソをお湯や水で混ぜたもの。


 

名前が似ているものもあってこんがらがってしまいますよね(笑)

♣アメリカンとアメリカーノは名前は似ていますが、抽出方法が異なりますので味もまた違いますので注意です♣

 

アメリカンは和製英語?

これには諸説ありますが、戦後にアメリカ人が浅煎りのコーヒーを好んでよく飲んでいたのでそれが日本に普及して和製英語として日本にも広まったとか…。

 

最後に

 

あくまでも個人的なコーヒー豆紹介ですが、最初のコーヒー豆を購入する際は浅煎り・中煎り・深煎りとあるなかで、中煎りを選ぶことをおすすめします。

はじめたてのときに浅煎りの酸味を体験して酸味に対して苦手意識を持ってほしくないですし、深煎りの苦みを体験して”私にブラックコーヒーはまだ早い…。”なんてことも思ってほしくないからです。

もちろん最初から色々な焙煎度の豆に出会い、それにはまることもあります。

が、経験上最初の頃なんて本当にコーヒーの味の違いなんてほとんど分かりません(笑)
中煎りで自分の中の基盤を作り、他の焙煎度合いのコーヒー豆を買ってみて違いを楽しんでいくという流れが一番楽しくコーヒーを味わえるのかなと思います。

焙煎度合いの違いはこんなにたくさんありますが、産地や加工法や抽出器具などによってまだまだコーヒーの味というのは変わっていきます。

こんなに奥が深いなんて思わなかったです。

色々なコーヒー体験をしてみてください:)

 

When lives gives you beans, I make coffee.

 

 

 

 

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